ニホンミツバチのはちみつ

 

すごーくおいしいんです。日本ミツバチのはちみつって。

 

じぶんの味覚に自信はないんですが、わたしは日本ミツバチのはちみつを口にすると、なぜかいつもマスカットを思い出します。新鮮な果物のような透明感があり、ただ甘いだけでなくいろいろな味を感じ取れます。

 

以前住んでいたところで、たまたま家から車で30分ほどのところに農産物直売所があり、そこでときどき日本ミツバチの蜂蜜を買えました。田舎の人が詰めてくれたはちみつは、なにも宣伝していなくて、ラベルもマジックで手書きしたような感じだったこともありました。でも本当に本当においしかったです。

 


前田京子さんの「ひとさじのはちみつ」の本には、日本ミツバチについてこんなふうに書いてありました。

それを言うなら日本にだって、国内でも少数派の変わったミツバチがいる。西洋ミツバチとはまるで性格も違うという日本ミツバチだ。西洋ミツバチよりずっとおとなしいのに。害虫や病気にはとても強いという。

 

 のんびりと時間をかけて花蜜を集めるので採蜜量は少なめだが、結果的に蜜が長い時間巣にとどまるため、水分がよく飛んで熟成が進み、うまみの増した美味しい蜜が採れる。



とりあえず、個人的に味が大好き、ということで大好きな日本ミツバチのはちみつですが、日本ミツバチや彼らが集めたはちみつにどんな特徴があるのか、いつか調べてみたいと思います。